土地条件図は、全国の主な平野とその周辺について、土地の微細な高低と表層地質によって区分した地形分類や低地について1mごとの地盤高線、防災施設などの分布を示した地図です。
土地利用図は、土地の利用状態を現地調査及び空中写真・資料等より分類し色分けした地図です。商業や工業などの機能区分、農地、林地などの植生区分など計34区分に分類されています。
沿岸海域土地条件図は、音波探査などの解析結果を中心に侵食・堆積などの営力や傾斜の緩急にもとづく海底地形分類、水深、底質、海底の沖積層の厚さと構成物質、海底の基盤などを表示分類した地図です。
主要な火山を対象として整備している土地条件図です。対象とする火山により縮尺が異なります。火山地域の特質を考慮し、過去の火山活動による溶岩や、泥流が生成した年代や形状の違いを表わすよう留意されています。
復刻版土地分類図は、昭和39年~53年度にかけて国土庁(当初は経済企画庁)が整備し、その後、(財)日本地図センターが復刻したものです。
地域計画や環境アセスメントなどの基礎資料としてお役立てください。