「旅するパズル」は日本全国の観光地や名所などを訪ねる都市模型です。
街の地図に建設物などを貼り付けることで、その場所に居るような心地になります。
1817年(文化14年)の江戸府内図(南部図)と、現代(2000年)の地図情報を重ね合わせたパズルです。
河川や堀による水運都市であった江戸に対し、明治以降の東京は様々な交通インフラの変化に伴って発展してきました。
このパズルでは江戸期の地図上に現代の交通インフラである地下鉄・鉄道(JR)、高速道路をレイヤー状に重ねました。
かつての道と現代の交通経路との重なり合い、それらに影響されない空白地帯、江戸期に完成された都市基盤などを想像しながら、過去と現代が交錯する江戸東京の都市空間を夢想してください。

※パズルの一部(北側)は、江戸府内図(南部図)の範囲外ですので、現代の地図を描画しています。
※パズルの絵図、交通経路などは参考書籍をもとに書き起こしていますが、あくまでイメージです。若干のズレ、誇張している部分があり、正確ではありません。