メーカー:ぶよお堂 発行元:いせ松
複製刊行(加筆修正)
■刊年:大正10年(1921 )
第一次世界大戦の特需による好景気、発達した全国の鉄道網により、大正から昭和初めにかけて旅行、行楽といった観光ブームが到来。集客宣伝のため、地方都市や観光地、鉄道沿線などを紹介した案内絵図が盛んに刊行されました。
本図の原本は、東京府・下渋谷にあった大日本文化協会より、大正十年(1921年)に刊行されました。画工は吉田初三郎の門弟だった石川真琴です。
皇居を中心にJR山手線内と、近郊の中野、王子、千住、錦糸町、本所、深川辺りが描かれています。枠外の余白には、天皇・皇族の拝覧を賜った天覧台覧の朱印があり、関東大震災前の東京の街並みを知ることのできる貴重な一枚です。
なお、復刻にあたり加筆修正しました。
巻図
折り目のある折図は
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