長野電鉄百年探訪 公文書・報道・記憶でたどる地方鉄道の歴史
メーカー:信濃毎日新聞社 著者・編者:今尾恵介 著、信濃毎日新聞社出版部 編、長野電鉄株式会社 共同企画
この100年間は、鉄道路線網や輸送力の充実、志賀高原をはじめとする観光開発を進める中で、独自車両の開発や特急運行、長野市街地の地下鉄化、近代的駅舎の建設など、時代を先取りし、地方鉄道とは思えないダイナミックな動きを見せてきました。2000年代に入り、路線維持や観光開発が厳しくなる中でも、挑戦的な姿勢で、鉄道業界や鉄道ファン、沿線住民らに話題を提供し続けています。
本書では、鉄道省に提出した公文書や当時の地図、新聞報道・写真などの資料を基に、そこから見えてくる創成期の路線建設や構想、村山橋建設や地下鉄化などの大事業、魅力ある特急車両の導入や外国人観光客特需まで、100年間の動きを振り返ります。
また、長野電鉄が100周年を記念して公募、総応募数504作品となった「思い出エッセイ・作文エッセイコンテスト」の受賞作・上位作品計104点も収録。公文書や地図、報道、人々の記憶を掘り起こして1世紀の流れを追う、新タイプの鉄道歴史書です。
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発行年 |
2020年8月 |
判型 |
A5 |
ページ数 |
256 |
備考 |
●主な内容 【第1章】鉄道省公文書と地図で読む長野電鉄創成期の歩み(今尾恵介) 河東地域へ鉄道を敷く/千曲川を渡って長野へ/温泉郷から志賀高原へ―観光路線の礎
【第2章】信濃毎日新聞記事・写真でたどる長野電鉄百年トピック(信濃毎日新聞社出版部編) 初代社長・神津藤平/河東鉄道の開業/千曲川を渡る―長野線と村山橋/生糸から硫黄へ―貨物輸送の変化/国鉄列車の乗り入れ/戦時下の統制と運行/幻の路線延伸―木島線問題/都市間輸送力の強化/独自車両の開発―2000系とOSカー/駅舎橋上化と駅ビル化の試み/県下初の地下鉄―連続立体交差事業/湯田中駅と「志賀高原」駅名改称騒動/創業路線の廃止―木島線と屋代線/魅力ある特急車両導入/外国人観光客とスノーモンキー特需
〈コラム〉善光寺平環状線鉄道構想/自然災害―闘いと教訓/続々ユニークきっぷ/イベント列車で誘客/本社屋上ビアガーデン/権堂駅とイトーヨーカドー/志賀高原からのリゾート撤退/スペイン風邪と新型コロナ
【資料編】全駅探訪(長野線・屋代線・木島線)/配線概略図/鳥瞰絵図/100年を支えた構造物/あゆみ略年表
【第3章】私と長野電鉄 〜思い出エッセイ・作文コンテスト秀作選〜(長野電鉄創立100周年記念企画) 五〇七の人生(審査員・堀井正子)/思い出エッセイ・作文コンテスト実施概要/作品集 |