復刻古地図 文久年間(1861〜1864年) 江戸城本丸詳細図
メーカー：ぶよお堂 発行元：人文社
折図
文久年間(1861〜1864年)
江戸城は太田道灌が1457年に築き、天正18年徳川家の居城となってから改築拡張が行われた。
総面積30万坪のうち本丸(4万7千余坪)と付属の二の丸(1万1千余坪)、三の丸(6千4百余坪)及び西の丸(2万5千坪)を主要部とした。
本丸は将軍の邸宅と幕府の政庁を兼ね、西の丸は将軍職を退いた大御所の隠居所であり、ときには将軍嗣子の御殿として用いられた。
本丸と二の丸は文久3年(1863年)の火災で焼失してから再建されず、西の丸は明治維新をむかえ、皇居に使用されたが明治6年(1873年)に炎上した。
本図は文久年間の本丸図と伝えられている。
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