テーマ : 「立体地形を見るには赤色に限る」
講 師 : 千葉 達朗 氏 (アジア航測 先端技術研究所 千葉研究室室長)
赤色立体地図は地形の立体表現手法の1つ。傾斜量を赤色の彩度で、尾根谷度を明度にして調整して作成する。従来の地形表現手法にあった方向依存性などの欠点を克服し、1枚の画像でさまざまな地形を詳細に立体表現できる地図である。火山地形・地すべり地形・断層地形の把握、遺跡調査、古墳調査、観光案内用マップ、登山用マップなど多目的に使えるという。
今回はNHKの「ブラタモリ」でも地形を解説するのにしばしば登場されているアジア航測の千葉達朗氏にご登壇していただき、世界でも注目を受ける赤色立体地図の世界を学びます。
日 時 : 2019年9月29日(日) 午前10時から午後0時まで(2時間)
会 場 : ぶよお堂 日本橋売店 (東京都中央区日本橋3-8-16 ぶよおビル地下2階)
【アクセス】
・地下鉄銀座線・東西線「日本橋駅」B1出口から徒歩2分
・JR「東京駅」八重洲中央北口から徒歩6分
地図はこちら
定 員 : 18名
参加費 : 1,000円 (*日本地図学会会員は、500円となります。)
申込先 : 右のE-mailアドレス宛に以下の内容をご記入の上ご連絡ください。 mapotagis@gmail.com
・「地図塾 第13回:千葉達朗氏の会の参加希望」と明記。
・氏名、ご職業、連絡先(携帯電話等)、地図学会会員または非会員の区別。
・申込期限:2019年9月27日(金)
※希望者多数の場合は、事務局で選考の上、可否をご返信いたします。
主 催 : 日本地図学会 http://jcacj.org/ (別ウインドウで開きます)
協 力 : 株式会社ぶよお堂
日本橋 日曜週末「地図塾」とは・・・
2018年春、日本地図学会は広く地図の魅力を社会に広めるために小さい「地図塾」を開設します。今、テレビ、雑誌等で再び地図ブームが起こっています。この「地図塾」では、地図にさらに深く興味を持っていただくために「地図」の歴史や地図に秘められた人類の知恵を現代の地図、古い地図を題材にして、さまざまな地図のスペシャリストをお招きして、自由に語り合う場を設けました。収容人数は少ないですが、会を重ねてより多くの方々に地図の素晴らしさ、地図の楽しさを広めればと思っています。■日本地図学会について
近年における情報化社会の進展は目覚しいものがありますが、これに伴って地図情報の需要も増大し、またコンピュータマッピング、GISなど新しい分野も開拓され、地図作成・地図利用の技術も著しい発達を見せております。 本学会は、このような情勢を背景に、内外の関係団体と緊密な連携のもとに、地図に関する研究活動や情報収集交換につとめ、会員諸氏にすぐれた地図情報を提供し、地図作成・地図情報利用技術等の発達に寄与することを目的として、昭和37(1962)年11月に創立されました。この間、わが国を代表する地図学研究団体として、国際地図学協会 International Cartographic Association (ICA)と緊密な連絡をとり、国際交流の場を拡げてまいりました。 国内外における地図学の発展・振興に向けて活発に活動を行っています。